犬の歯磨き【1】本当に怖い歯周病

こんにちは^^*
L.pinonの公式LINE@にていただいたご質問から
今回は歯について、歯周病、オススメ歯磨きグッズ、磨き方、歯石とり等を書いていきたいと思います。

 

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歯磨きって大切なの?

 

結論を先に言ってしまうと、歯磨きは本当に本当に大切です。

どれだけ環境に気を付けても、どれだけ良質なごはんを食べていても、お水を選んでいても、どれだけ運動やお散歩をしてデトックスをしていても、菌が歯周ポケットや口腔内から全身へ、常に体に有害な菌が供給されてしまう。それが口の中です(´・_・`)

口の中からの影響として、目に見えるわかりやすいところでは例えばこんな症状が出ます。

・鼻水がよく出る
・鼻づまりをしている
・くしゃみがよく出る
・口臭がする
・歯茎が腫れている

そのくしゃみ鼻水、本当にただの鼻炎、またはアレルギーや花粉症でしょうか。
歯磨きはされていますか??

本当に怖い歯周病

 

歯周病は、『歯肉炎』と『歯周炎』と段階があります。
歯肉炎は、予防歯科処置をすれば元に戻せますが、歯肉炎が進み歯周炎になってしまうと、健康な元の歯(歯周)の組織は戻りません。サメみたいに抜けても生えてくる歯ならいいのですが(2〜3日ごとに抜けちゃうのも困りますが^^;)、人も犬もそう言う訳には行きません。

歯磨きをしない生活→歯肉炎→歯周炎と進み重度の歯周炎になってしまうと

・下顎の骨折
・歯槽膿瘍(しそうのうよう)(根尖膿瘍(こんせんのうよう))
(歯の根に膿の袋が出来てしまう病気です。こちらの病院のサイトにわかりやすい記載がありました。アプリコット動物病院HP)

などの病気が引き起こされる他、全身の影響としては

・骨髄炎
・心疾患
・糖尿病
・肺炎
・骨粗鬆症
・皮膚疾患
・腎炎
・関節炎
・妊娠トラブル
・脳梗塞

など、口腔内から全身に菌が回ることであらゆる影響が出ると言う様々な研究結果が出ています。例えば、アレルギーだと思っていたら、皮膚炎がなかなか治らないと思っていたら、実は歯磨きをしていないことが原因だった。心臓病も、腎臓病も、歯からの影響かも知れないと言うことが知らず知らずのうちにありえるのです。

 

歯周病は、本当に怖い病気です。

 

犬目線での歯周病

 

病気自体の辛さはもちろんですが、わたしはそれだけではないと思っています。

わたし達が愛犬を撫でることが愛情表現であるように、犬の愛情表現のひとつに『舐める』と言う行為があります。甘えていたり、スキンシップをとったり、挨拶をしたり、それだけとは限らないですがそう言う意味も含まれます。

小さい頃から舐めることを禁止していたのなら、それはそれぞれのご家庭の方針ですが、歯周病になり口臭がひどくなることで、大人になってからこの愛情表現を大好きな家族に嫌がられるようになったら、愛犬はどう思うでしょうか。

今まで受け入れてもらっていたこと、小さいときはかわいいと言われていたことが、だんだん拒否されるようになる。舐めることで『大好きだよー』って伝えていることを受け取ってもらえなくなる…。わたしだったらとても切なくてとても寂しいです。

 

食べることが辛くなる

 

そしてもうひとつ、大好きなごはんを食べたくても、食べる時に歯が(歯茎が)痛くて食べることが辛くなります。
わたくし事ですが、1年半前、半年ほど顎関節症にかかりました。バナナも顎が開かなくてそのまま食べられない…。りんごも普通の切り方だと食べられず、食事のたび、歯磨きのたび、普段の生活でもそれはそれは苦痛でした。顎関節と歯痛は別物ですが、食べる行為が痛いことって本当に辛いです。

そしてそれをさみしいよとも痛いよとも辛いよとも、愛犬達は人間に伝えることが難しいです。

元気の源、愛犬の食の楽しみはずっと守っていってあげたいと心から思います。

 

予防の出来る病気です!!

 

嫌なことばかり書いて来ましたが、とても良いお知らせがあります!!
幸いなことに歯周病は予防が出来る病気ですヾ(*´∀`*)ノヤッター!!
次回は歯磨き等についてUPします^^

 

 

 

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