Interview

では、なぜ加熱殺菌をしなければいけないと思いますか？

その通りです。

幣社の商品以外の日本で製造されているミネラルウォーターの全てが加熱殺菌又は、非加熱殺菌(除菌)処理された上で販売されています。

コーデックス委員会では、殺菌又は除菌等を行った水は「ナチュラルミネラルウォーター」と表示する事を禁じております。従って、「ナチュラルミネラルウォーター」とは国際的には、殺菌も除菌も行なっていないミネラルウォーターとの事です。

日本では全て「ナチュラルミネラルウォーター」と表示されているため、『無殺菌・無除菌』のミネラルウォーターは、品名欄に無殺菌・無除菌である旨を明記する様、法令で定められてます。

品名欄にナチュナルミネラルウォーターの名称だけで、無殺菌・無除菌と明記されていない商品は、輸入品を含めて殺菌又は、非加熱殺菌(除菌)を行っているという事です。

なお、法令による表示規定に関しては、殆どの消費者は知らないと思います。

天然水を殺菌又は除菌を行なうと天然水本来の本質が損なわれるからです。

フランス、ドイツなどEU諸国では、健康のために、天然水を日頃から飲むことが如何に大切か知っており、古くから無殺菌・無除菌で飲めるミネラルウォーターを飲む事が当然と思っております。

コーデックス委員会はEU諸国の考えを基に、無殺菌・無除菌のミネラルウォーターを「ナチュラルミネラルウォーター」であることを国際規格でも定められました。

従って、日本のミネラルウォーターを海外に輸出する際には、殺菌又は、除菌したミネラルウォーターは「ナチュラルミネラルウォーター」と表示できせんので、「ボトルドウォーター」に品名を変えて輸出されています。

EU諸国の様に源泉を保護する規定が無い日本では、原水が飲料用として使えない水でも処理した上で「飲料適の水」として判定されましたら飲料水として使われてきました。

従って、殺菌を行うことを義務付けられて来ましたので、無殺菌・無除菌のミネラルウォーターと聞くと大丈夫？と思われるのも当然だと思っております。

しかし、今回の日本の法改正で規定された『ミネラルウォーター類(殺菌・除菌無)の製造基準』はコーデックス委員会のナチュラルミネラルウォーター規範に勝るとも怠らない厳しい基準ですので、その厳しい基準をクリァーして認められたナチュラルミネラルウォーターは、安心してお飲み頂ける水です。

日本では、源泉水の管理規定が無いために、『殺菌・除菌なし』に使用できる原水は、地下水(鉱水)に限定されています。

従って、湧水等など地表に接する水は認められず、源泉から汲み上げた原水は直接充填すること。と定められておりますので、一時的に貯めるホールディングタンクの設置も認めていませんので、大量に生産することは出来ません。

また、源泉水には、ヒ素、鉄、マンガン、硫黄等の成分が検出されないこと。と定められており、例え基準値内であっても、それらが検出されたら『殺菌・除菌なし』の水としては認められません。

その他にも、源泉水が鉱油、農薬などによる環境汚染がされていない事などが使用できる源泉水の定義を今回の法改正で明確に規定されて、それ以外の水は、『殺菌・除菌あり』に区別されました。

保健所に行きましたら、国内では認められた事例がないので、

「慎重に対処させて頂きたい。許可には厳しい検査がありますし、国(厚労省)との協議が必要です。国が納得しなければ無理です。ハードルは極めて高いですよ。」

と言われましたが、しかし、どうしても天然水本来の水を飲みたい思いがありましたので、国との事前協議をお願いしました。

それから一年間、数多くの水質検査を繰り返し受けて、また、再三の立ち入り検査も受け、国内では初めて認可を得ました。「新水いぶき」は、国からの厳しい要求に総て答えてくれた最高の水です。

私の方にも新水いぶきをご愛飲なされている方からは
「新水いぶき」を飲ませたらペットが元気になったとのご報告も多く頂いております。

本来の天然水とは命を育くむ『生きている水』の事を言います。

良い水は生き物にとってプラス作用が働きます。
動物と言うのは命が短いだけにすぐに現れるようですね。

犬や猫は大好きで、小さい時から雑種犬や野良猫を育ててきましたし、ヨークシャー・テリア、シェルティーを飼っておりました。

ワンちゃん、猫ちゃんも「新水いぶき」を飲んで、いつまでも元気で育って欲しいものですね。